2000/01/29(土)戸隠ナイトクロカン

そういえば、シーカヤックは夜を好んで出かけるのに、クロカンを夜やらないのは変だなと思い計画しました。

ナイトクロカンも夜にやることに意義があるのでなく、夜しか見れない様々なことに期待して行くべきだなと思い、スターウォッチングと夜行性の動物などが面白そうかなとターゲットを絞りました。

 

私は平日夜に地元の温泉に出かけているのですが、帰るとき田んぼ道を運転していると、タヌキやらイタチが頻繁に道路を横切ります。夜行性の動物というものは、いつも自分の通る場所が決まっているらしく、必ず前に見たのと同じ場所付近で道路を横切るようでした。ならばナイトクロカンも日中に足跡を見つけたことがある場所に行けばよいのではとの単純な理由と、思い立ったときに何回も通ってルートが鮮明に頭の中にある戸隠に決定となりました。

小原氏と鍛冶田氏を誘い、夕方5時に柏崎を出発。7時頃到着し準備を始めました。このときすでに気温−8.4度。準備中に雪の上に放っておいた伸縮式のポール(ストック)が凍りつき、伸びなくなってしまいました。予備ポールを使用し無事出発。

19:45に森林植物園入り口より探鳥路を経由して高台園地を目指します。歩き始めてしばらくして樹林帯に入りますが、葉の落ちた林の底から空を見上げると、星がなんと凄いことか…。木の枝のすき間というすき間にびっしりと星が並び、天然のクリスマスツリーのような景観がそこにありました。歩くのをやめてしまい、しばしボーゼンと見上げたままとなってしまいました。今思い起こすと、これだけでもここに来た価値があるなと思います。葉の茂っている春〜秋には絶対に見ることのできない、まさに今が旬と言えるようです。

ウロコ付テレマークの小原氏

私のXC板で参加の鍛冶田氏



探鳥路は起伏が結構あり、明るいときは滑りに不安がない場所ですが、雪面がガリガリになり始めたクラスト雪だと、ヘッドランプだけの明かりとなるとちょっと不安なので、下りの度に私が先にゆっくりと降りてみて偵察しながらの前進を繰り返しました。高台園地までくるとそこは樹木がまばらになっているので、より一層空を見上げると素晴らしい星空が広がっています。星明かりを楽しむため全員ヘッドライトをオフにしてオヤツタイムを過ごしました。回りが雪だらけだと星明かりだけでも十分に全てのものが見えて特に不便に感じることはないようです。無風状態と雪の吸音作用で遠くの音も聞こえず、静かにしていると「シーン」という自分自身の脳内で感じる音が聞こえてきます。久しぶりに感じた無音状態でした。

高台園地での休憩

 

帰りは探鳥路を通らず、    のこみち経由でみどりが池を目指します。    のこみちに入ったとたんに、動物の足跡が増え始めました。小さな木の根元などにできたウサギ穴(ホール)から別のウサギ穴を転々と行き来しているようです。ヘッドランプを近づけてみると、足裏にある肉球の形がくっきりと残り、まだ出来たばかりの足跡のようです。「本体はどこだどこだ」としばらく捜索してみましたが、私たちがそうとう騒がしかったのか視界には現れませんでした。

?みどりが池にたどり着き、池に落ちそうな急なカーブをクリアしやがて駐車場に到着しました。短い距離だったのですが、星を見たり、動物探しやらなんやらで21時を回っておりました。?その後奥社駐車場のトイレによると雪のある奥の駐車場に明かりのついたテントが一張り。戸隠キャンプ場にもテントが2張りと皆さんスノーキャンプを楽しんでいるようでした。車のすぐ脇でスノーキャンプができ、トイレも水もあるのでなかなかよさそうな場所のようです。

 

ウサギの足跡。本体がいない・・・

 

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